S&S 510C TC88用カムを取付けた方いらっしゃいますか?
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From: kitano@GSP
Date: 2003/02/20(木) 16:36:35
S&S 510C TC88用カムを取付けた方いらっしゃいますか?
もしいらっしゃれば、その効果と結果を教えていただけないでしょうか?
また、カムのスペックってどうやって判断したらよいのでしょうか?
Valve Timingが何度とかValve Duration何度とかよく書いてありますが、どの内容で例えば「低中速重視型のカム」とか「中高速重視型」とか判断すれば良いのでしょうか?スペックの見方がわからん!
↓S&S 510C カム
http://www.sscycle.com/catalog/twincam/CamKits.htm
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From: χЛh
Date: 2003/02/20(木) 23:08:30
カムの読み方は数字だけじゃ判断できない事も多くて
実際はつけてみないとわからないって事を前提でお話します。
バルブタイミングってのは上死点/下死点(TDC/BDC)をクランク0度として
上死点前(BTDC)何度から開いて下死点通過後、
何度で閉じるかっていう数字です。
510Cの場合、吸気側(IN)バルブタイミングは20度/38度になってます。
これはピストンの動きが排気工程の最中で次の降下が吸気工程なんですけど、その吸気工程に切り替わる(上死点が0度ね)20度手前からバルブが開き始まるって事です。
38度っていうのは吸気工程が終わって圧縮工程に入って38度まで吸気バルブが開いてるって事です。(ABDC38度)
排気(EX)バルブも同じような読み方です。
Valve Durationってのは510CのIN側の場合238度ですが
これはバルブが作動している作動角を表した物です。
ピストンの動き一工程はクランク回転180度ですので
これに20度+38度を180度と足すと238度になります。
360-238=122ですからバルブが作動しない角は122度です。
排気側も同じ読み方です。
そんで重要になるのがオーバーラップなんですけどこれの出し方は
吸気の始まり20度と排気の終20度を足した物(20+20=40)
で40度がオーバーラップです。
イメージしてください、排気工程の終わり頃・・猛スピードで上昇してるピストン。もうすぐ上死点が近づいてきます、おっと、もう吸気バルブが開き始めました。
この時ガスの流れは既に開きっぱなしの排気バルブと抜けの良いマフラーのおかげで上流から下流ヘ勢いよく流れていきます、ついでに新しい混合気が排気ガスをどんどん押し出していきますよ。
ピストンは上死点を通過しました・・・。
開きっぱなしだった排気バルブも段々と閉じていきます。
吸気バルブは益々開き510Cの最大リフト量0.510インチ(約12.95㍉)まで押し開かれてます。
ピストンは猛スピードで下降中です、排気バルブはそろそろ閉じそうですが適度な排(背)圧があるマフラーのおかげでEX側に漏れていったフレッシュな混合気が少し戻ってきて充填効率がいっそう良くなりました。
そして排気バルブは完全に閉じ、吸気側のみ開いてる状態がしばらく続いて、下死点を過ぎ圧縮工程に入った20度でやっと閉じました。
122度クランクが回転してる間バルブはお休みです。
・・・と、長くなりましたがこんな事はご存知だったかも。すみません。
以上をよく理解してもらうとハイリフトでオーバーラップが大きいほど
高回転で力を発揮するというのがイメージできると思います。
というか、高回転で流速も速くないと上手く仕事のできない特性になります。
低速で力を発揮するカムは流速に頼らない、工程ごとをしっかり制御したカムが理想です、これはストックカムが当てはまります。
では肝心の510Cカムですが、私の読みだと中速型のカムです。
英語は全然ダメですけど、多分そんなような事が書いてあるはずです。
リフト量もそんなに大きくないのでストックのスプリングで大丈夫だと思います。
特性的にはSE204カムと似てると思いますよ。
ですが、最初に数字だけでは読めない部分もあると言いましたが
形状が数字では判断できない部分があるのでやっぱり装着しないと判らないです。
と言うのも、同スペックで尖がった形状も作れるし四角い形状も作れるのです。
形状はバルブの動きと一致するので例えリフト量が少ないカムでも台形の様な形だと一定の開き具合を保持できます。
尖がった形だと一瞬だけハイリフトでもあとはほとんど閉じてるのと変わらない場合も考えられるのです。
これらの形状はピストンの動きとも関係して上死点で最大リフトになればぶつかってエンジン壊れます。ピストン、そして他方のバルブの動きをかわしながら制御しないとダメなんです。
つーわけで長くなったのでこの辺で止めときます。
あと、ここまで書いといてなんですが間違いがあるかもしれません。
思い込みって奴です。ですので軽く読み飛ばしてください。
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From: χЛh
Date: 2003/02/20(木) 23:12:22
なんだか、聞かれてない事書いてたかも?です。
少々、酔いすぎました。しかもすごい長文ですみませんでした(反省)
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From: χЛh
Date: 2003/02/21(金) 12:12:50
度々すいません、間違いがありました。
>360-238=122ですからバルブが作動しない角は122度です。
訂正:カムは1回転でクランク2回転なので720-238=482度です。
>下死点を過ぎ圧縮工程に入った20度でやっと閉じました。
>122度クランクが回転してる間バルブはお休みです。
訂正:下死点を過ぎ38度です。そして482度クランクしてる間INカムはノンプッシュでした。
すいませんー
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From: kitano@GSP
Date: 2003/02/23(日) 11:34:51
Solved: on
大変わかりやすい説明ありがとうございました・
とてもよく分かりました。実際、カムを組んだあとが楽しみです。
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From: kitano@GSP
Date: 2003/02/20(木) 16:36:35
S&S 510C TC88用カムを取付けた方いらっしゃいますか?
もしいらっしゃれば、その効果と結果を教えていただけないでしょうか?
また、カムのスペックってどうやって判断したらよいのでしょうか?
Valve Timingが何度とかValve Duration何度とかよく書いてありますが、どの内容で例えば「低中速重視型のカム」とか「中高速重視型」とか判断すれば良いのでしょうか?スペックの見方がわからん!
↓S&S 510C カム
http://www.sscycle.com/catalog/twincam/CamKits.htm
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From: χЛh
Date: 2003/02/20(木) 23:08:30
カムの読み方は数字だけじゃ判断できない事も多くて
実際はつけてみないとわからないって事を前提でお話します。
バルブタイミングってのは上死点/下死点(TDC/BDC)をクランク0度として
上死点前(BTDC)何度から開いて下死点通過後、
何度で閉じるかっていう数字です。
510Cの場合、吸気側(IN)バルブタイミングは20度/38度になってます。
これはピストンの動きが排気工程の最中で次の降下が吸気工程なんですけど、その吸気工程に切り替わる(上死点が0度ね)20度手前からバルブが開き始まるって事です。
38度っていうのは吸気工程が終わって圧縮工程に入って38度まで吸気バルブが開いてるって事です。(ABDC38度)
排気(EX)バルブも同じような読み方です。
Valve Durationってのは510CのIN側の場合238度ですが
これはバルブが作動している作動角を表した物です。
ピストンの動き一工程はクランク回転180度ですので
これに20度+38度を180度と足すと238度になります。
360-238=122ですからバルブが作動しない角は122度です。
排気側も同じ読み方です。
そんで重要になるのがオーバーラップなんですけどこれの出し方は
吸気の始まり20度と排気の終20度を足した物(20+20=40)
で40度がオーバーラップです。
イメージしてください、排気工程の終わり頃・・猛スピードで上昇してるピストン。もうすぐ上死点が近づいてきます、おっと、もう吸気バルブが開き始めました。
この時ガスの流れは既に開きっぱなしの排気バルブと抜けの良いマフラーのおかげで上流から下流ヘ勢いよく流れていきます、ついでに新しい混合気が排気ガスをどんどん押し出していきますよ。
ピストンは上死点を通過しました・・・。
開きっぱなしだった排気バルブも段々と閉じていきます。
吸気バルブは益々開き510Cの最大リフト量0.510インチ(約12.95㍉)まで押し開かれてます。
ピストンは猛スピードで下降中です、排気バルブはそろそろ閉じそうですが適度な排(背)圧があるマフラーのおかげでEX側に漏れていったフレッシュな混合気が少し戻ってきて充填効率がいっそう良くなりました。
そして排気バルブは完全に閉じ、吸気側のみ開いてる状態がしばらく続いて、下死点を過ぎ圧縮工程に入った20度でやっと閉じました。
122度クランクが回転してる間バルブはお休みです。
・・・と、長くなりましたがこんな事はご存知だったかも。すみません。
以上をよく理解してもらうとハイリフトでオーバーラップが大きいほど
高回転で力を発揮するというのがイメージできると思います。
というか、高回転で流速も速くないと上手く仕事のできない特性になります。
低速で力を発揮するカムは流速に頼らない、工程ごとをしっかり制御したカムが理想です、これはストックカムが当てはまります。
では肝心の510Cカムですが、私の読みだと中速型のカムです。
英語は全然ダメですけど、多分そんなような事が書いてあるはずです。
リフト量もそんなに大きくないのでストックのスプリングで大丈夫だと思います。
特性的にはSE204カムと似てると思いますよ。
ですが、最初に数字だけでは読めない部分もあると言いましたが
形状が数字では判断できない部分があるのでやっぱり装着しないと判らないです。
と言うのも、同スペックで尖がった形状も作れるし四角い形状も作れるのです。
形状はバルブの動きと一致するので例えリフト量が少ないカムでも台形の様な形だと一定の開き具合を保持できます。
尖がった形だと一瞬だけハイリフトでもあとはほとんど閉じてるのと変わらない場合も考えられるのです。
これらの形状はピストンの動きとも関係して上死点で最大リフトになればぶつかってエンジン壊れます。ピストン、そして他方のバルブの動きをかわしながら制御しないとダメなんです。
つーわけで長くなったのでこの辺で止めときます。
あと、ここまで書いといてなんですが間違いがあるかもしれません。
思い込みって奴です。ですので軽く読み飛ばしてください。
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From: χЛh
Date: 2003/02/20(木) 23:12:22
なんだか、聞かれてない事書いてたかも?です。
少々、酔いすぎました。しかもすごい長文ですみませんでした(反省)
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From: χЛh
Date: 2003/02/21(金) 12:12:50
度々すいません、間違いがありました。
>360-238=122ですからバルブが作動しない角は122度です。
訂正:カムは1回転でクランク2回転なので720-238=482度です。
>下死点を過ぎ圧縮工程に入った20度でやっと閉じました。
>122度クランクが回転してる間バルブはお休みです。
訂正:下死点を過ぎ38度です。そして482度クランクしてる間INカムはノンプッシュでした。
すいませんー
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From: kitano@GSP
Date: 2003/02/23(日) 11:34:51
Solved: on
大変わかりやすい説明ありがとうございました・
とてもよく分かりました。実際、カムを組んだあとが楽しみです。