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ハーレーダビッドソンは現行ラインとは別にリイシューを出すべき

ちょっと前のことだが、ハーレーダビッドソン社が250ccやらアドベンチャーやらの新しいラインナップを発表してましたね。このアドベンチャーとか絶句しましたが。

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水冷化、アジア対策、ファクトリーカスタムの強化などお題はいろいろでこの会社の危機感を感じることができたが私はたぶんコレはだめだろうなーと思う。他の地域でのハーレーダビッドソンのブランドの位置付けやそこのユーザーの気持ちはよくわからないが、ひとつ言えるとするとユーザーはハーレーダビッドソンというブランドにここまで進歩的なイメージを多分求めてないだろうなということを感じるわけで。

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同じアメリカンブランドでちょっと前に民事再生法を受けたこのギターメーカー、ギブソン。自分はギブソン大大大好きだが、彼らが一度倒産してその後取った施策は原点に帰るということ。それは1958−59年の偶然にも彼らのギターが最も評価された時代に回帰することでした。

もともとTrue Historic Collection, Custom Shopなど、そのよき時代の個体をスキャンしてかなりの精度でそれをミュージシャンの持っている個体のリイシューとして出していたが、最近はその時代の製法、接着剤、工法についてもかなりの模倣をしながらそれを現代に蘇らせる努力を重ねてきてます。

んで、何が言いたいかというと、ハーレーダビッドソンは、ナックルヘッドやパンヘッドの造形を現代によみがえらせるためのカスタムショップ、リイシューモデルをラインナップに加えるべきだと思います。レリック(経年劣化処理)もやってくれれば最高ですが。

過去のシルエットを元に設計され、ハンドメイドでなラインでビルドされる現代の環境規制、パワートレインとのバランスなども加味したラインナップは魅力的なはずです。そしてそれよりも自分の会社が最も評価されている時代に立ち返って欲しいわけです。あなたの会社の原点は何だったののかを自ら問い聞かせながら。

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カワサキのZ900RSの成功もあるが、レギュラーラインよりより高くても現代的な性能を持ちつつ、クラシカルなデザインを持つ個体はいつの時代でも一定のニーズがある。ウィリーGがファットボーイやソフテイルを作ったときもそういう攻め方だったと思うが、最近ハーレーからはそういう新しさを持ったクラシカルな路線は消滅しているのは残念。

これから金を払ってくれるのは大人か若者かというチョイスで、ハーレーダビッドソンは若者に媚びているように思える。しかし既存のオーナーは変わらないものを求めているわけで。これから彼らを支えるのは誰だろうか?ということを考えると難しいチョイスだろうが、ブランドを急激にスイッチしすぎて支持を失ったギブソンの二の舞になりかねない。


ギブソンは今年、去年よりとってもいいギターを出しました。スピーカーとか自動チューニングとかダメな事業を全部除却して彼らの原点に立ち返っています。最近のES-335は1960年代のレプリカとして最高のものを出し続けているので、ご祝儀に一本買いました。これは、たぶんヴィンテージと同等の所有感とプレイヤビリティを私に与えてくれています。

きっとそれは、毎年去年よりも良いものをだしてくれるというブランドへの予感からなんでしょう。確かにギブソンも迷走していました。けど、今はよくなっています。ハーレーは、迷走してますね。電気とかオフロードバイク?誰も買わないでしょう。

わたしがハーレーダビッドソンの経営者なら、進歩的すぎるデザイナーには去っていただき、原点に立ち返るために何ができるかをまずはその場にいるみんなで考えてそこに集中するでしょう。

ハーレーダビッドソンとは何か?そのベストな答えを見つけられるしたらそれは新規の若者も、今のユーザーもきっと魅了できるはずです。そしてあなたたちのブランドを愛する我々が欲しいモノを時間かかってもいいから出してくれることに期待しています。





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