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ダナーブーツを安くアメリカで購入する方法

私はハーレーに乗る時は20年ほど前に上野のアメ横で購入したエンジニア風ブーツを好んで履く。長い間いろんなところを一緒に旅した分、風合いもさることながら完璧に足にフィットしたその感覚がとても心地よいのがその理由だ。しかし、昨今、ゴアテックスを使ったブーツが欲しくなってきた。その理由は、そのエンジニアブーツだと雨の日にジワジワとブーツに雨が浸み込んで足まで濡れてしまうこと。もうひとつの理由は、旅先でトレッキングして回る時にもそのまま履いていけるブーツだとさらに便利だろうということ。いくつかのブランドの選択肢を検討してみたが、周りにも使っている人が多く反応もよかったのが、そうダナーブーツ、その中でバイクにもトレッキングにもよさそうなのがダナーライトというモデルだった。

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ダナーライトを購入しようとまず日本のオフィシャルサイトや楽天、アマゾンジャパンのサイトを巡回して情報を調べてみた。ダナーライトは初代, 2, 3とモデルの変遷があり、自分がデザイン的に欲しいのは初代のダナーライト。近所のABCマート店舗にあったのはダナーライト3だけで値段は税込51,840円、結構いい値段がする。楽天やアマゾンでは平行輸入品が3万円台でちらほら売られていたが、いかんせんサイズが女子サイズのみで在庫がない。

次にトライしたのは、本国のダナーの直販ECサイトから日本に送料を支払うだけで販売してくれないかということ。

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しかし、本家ダナーブーツのサイトにアクセスしてみると、いきなりこのようなメッセージが表示される。「本ウェブサイトから日本への販売および発送は行われておりません。Danner 製品に関する情報やご購入にはDanner Japanのウェブサイト (jp.danner.com) をご覧ください。」日本の代理店を通して買ってくれという話だ。


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ちなみに、このDanner.comに先日イギリスに行った際にアクセスすると全く正反対のメッセージが現れる。「Now Shipping To United Kingdom (UKになら発送しますよ!」しかもポンド払い可能で安い送料でお届けしますときたものだ。日本からの購入はどうも不利な条件である。

ならば、アメリカに行った時に直接買えばいいことに気が付いた。内外の価格差を目の当たりしてしまうとABCマートや直営店舗で買うのはお得な選択とも言えない。アメリカブランドなのでアメリカで買うのが一番安いはずだ、買ったブーツは履いて帰ってくればいい。

ダナーのアメリカ国内での直販店舗を調べてみると、日本のように各地にあるわけではないようだ。オレゴン州のポートランドに3か所、そしてワシントン州に一か所のみ。私が頻繁に訪れる西海岸に直営店はない。では、ということで、登録されているローカルストアを検索しドライブがてら訪れてみることにした。

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2015年6月某日、まずはサンディエゴに行った時のこと。サンディエゴ近郊でリテーラーを探すと出てきたローカルストアは7軒。このひとつひとつの店のウェブサイトを調べてみると、表示されているのは何でも屋から衣料品店まで様々でどうもブーツを売っているかすら怪しい。唯一可能性がありそうなのがBoot Barnというお店。カウボーイのための衣装をメインに扱っているところだ。

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El Cajonというサンディエゴから1時間ほどの場所にそのBoot Barnは二店舗あるということで行ってみる。

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ウエスタンブーツが大量に並ぶ店ということでこれはこれでおもしろい日本にはなかなかない店だったが、ダナーブーツとして1足置いてあったのはつま先に金属が入ったヘビーな作業靴だけ。ダナーライトは売ってない。もう一軒も行ってみたが品揃えさえもなかった。まあサンディエゴだから仕方がないかと諦め次のチャンスを待つことにする。

次のチャンスは2週間後のサンフランシスコ。さすがにサンフランシスコのような大都会なら一件ぐらいはあるだろうと思い、ダナーのサイトからローカルストアを検索する。

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サンフランシスコ近況では15軒がヒットする。ただ、問題も見つかった。ダウンタウンの小規模な洋服屋っぽい店は全部Stumptown Dealer Onlyと書かれている。いわゆるダナーのファッションを意識したラインナップしか扱ってないということだ。なので前回のようにひとつひとつ店の名前とウェブサイトをチェックしながらいくつか候補を探してみる。

一軒目、こちらはサンフランシスコダウンタウンにあるStompers Bootというお店。

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バイク屋や車屋が立ち並ぶエリアにあり、店に入るといかにもバイカーかロッカー的な店員が応対してくれる。どちらかというとWESCOなどのエンジニアブーツが基本的なラインナップ。ここで店員に、「ダナーブーツは置いてる?」というと「全然置いてないよ、取り寄せるならやってあげるけど」的な返事。これはダメだと店を後にする。

二軒目、どちらかというとアウトドアショップのほうが在庫があるんじゃないかと考え方を変えて、郊外の候補に標的を変えてみた。シリコンバレーのど真ん中、レッドウッドシティにあるRedwood Trading Postというお店。こちらは海、山、キャンプ、軍用などのグッズがたくさん置いてある店。店に入ってみるとトレッキングブーツもたくさん置いてある。これは期待大!ところが、ダナーブーツはどこにも見えない。。。店員に聞いてみると、無常にも、「ダナーは昔やってたけど、今はやってないんだ。トレッキングブーツが欲しいの?KEENはどう?」だってさ。

うすうすと感じてたことだが、日本とアメリカのリテールには根本的な違いがある。日本はオフィシャルサイトなどで調べて販売店に行けばそれなりに在庫が置いてあることが多いが、アメリカのそれは契約がある店舗で取り寄せができるというだけでしかない。そしてまず在庫なんてありはしないし、ストアリストはなかなか更新されないので店がもう存在しなかったり、契約自身が終わってたりすることも多い。しかし、もし本気で買うという前提を示せればいくつかサイズを取り寄せてくれる店もあるだろうが旅先にフラッとやってきた私なんかがいきなりブーツを買うことなんて基本できやしないのだ。

さらにダナーのサイトではSearsなどのホームセンターや巨大チェーン店が販売店として表示されたりもするが、たまーにダナーのラインナップのドカ靴が置いてあるだけでダナーライトのようなトレッキングブーツは置いていない。つまり、日本のほうがダナーブーツを見て選んで買うという点においては値段のことを除けばはるかに環境が整備されているといえよう。

さて、どうするか。ここまで探すと意地でも入手したいので、最後の手段を取ることにする。それはUSのAmazonで購入することだ。ダナーブーツをすでに1足でも持っていれば最初からこの方法でもよかったかもしれないが、実物がどこにもないので勘でやるしかないのでこの方法はできるだけ取りなたくはなかった。

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自分のサイズは28cmなので、US10サイズ、EEという多少横広なのはたぶんおそらくジャストサイズ。ネットでは1サイズダウンしたほうがよいという意見もちらほら見受けられたが、小さいものが届いてしまっては悲惨なので10EEをオーダーすることにした。

気をつけたいのは、サイズによって値段が違い、在庫、値段とも常に変動すること。本日のAmazonの記載ではダナーライトの価格帯は$211-360の範囲。そしてサイズによって値段が違う。自分の10 2Eだと$295.38。自分が買った時は$252.46、この値段は販売するショップによってかなり変動するので値段をウォッチしておいて納得できるプライスがある時に購入するとよいだろう。

ちなみにUSのAmazonでは、ダナーブーツの日本への発送は対応していない。だが、日本のクレジットカードで決済して送付先をアメリカの住所に送ることは可能なので、私の場合は宛先をカリフォルニアの友人の住所にするだけ。そして菓子折りでも持って後日ピックアップするだけだ。購入には8%の税金がかかり、決裁するときに円かドルのどちらかを選ぶことができるがこの場合、迷いなくドルで決済しよう。円の場合だとかなり高めのレートで決済されてしまうためだ。

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結局、ブーツ本体と税金合わせて$275.81、発送は無料発送にしてもらったので出来るかぎりこの夏時点の条件では安く手に入れられたかと思う。

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そして、注文してから一か月後、友人から無事にダナーライトを受け取ることができた。心配したサイズのほうも大丈夫だった。1ドル120円換算で33,600円。日本の正規販売店で5万円以上出して買うよりは安く済むので、あらかじめAmazonで購入しておき渡米した際にピックアップして持ち帰れる人ならやる価値はあると思う。ただ、日本へ郵送するとなると革製品にかけられる関税でさらに数千円は余計にかかるのでそれも考慮する必要がある。

今回の結論は、間違ってもダナーブーツが全米のいろんな小売店で取り扱われているということはないということを身を持って実証できたということ。旅のついでにダナーブーツをゲットできたらなあという淡い期待を持っていた同士の皆様、ご注意を。本当のファンのならばUSの直営店巡礼こそが最良の選択であるのは間違いない。













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