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パンヘッド オーバーホール 3

http://www.hdn.gr.jp/news/2015/archives/2015/05/post-10.html

5月以来の更新だ。
結論としては10月に完成しました。5ヶ月かけたことになりますが、こちらも備忘録としてオーバーホールの過程を記録していくことにします。

2015年5月25日、今日はシリンダを下ろし腰下の樣子をチェックするところから始めます。

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まずはヘッドを取り外しかなりの時間をかけてガスケットを取り除きました。正直いってもうやりたく無いレベル。エンジンのオーバーホールですが、組むのは一瞬、残りの大半は地味な作業がメインです。

洗浄が終わったら各部をマスキングしてサンブラスとをかけます。

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シリンダーブロックを外して、ピストンからリングを抜きました。
コンロッドのガタを確認してみましたが、全然ガタがなかったので、スーさんと相談し今回腰下はやらなくていいんじゃないかという結論に。よかった。

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腰下はこのままウェスをかけてそっとしておいて、ついでにピストンを外して今回のメインである腰上の作業に取り掛かります。

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シリンダーとピストンを外して持ってきて計測します。ちなみにピストンはオリジナルサイズでした。よかった!

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クリアランスを計測します。前後がそれぞれ3/100と5/100 mm, スーさんいわく3/100mmはちょっとキツイとのこと。問題はオイル上がりに対してどうするかということで、いろいろ議論したがオーバーサイズのピストンはやめて、ピストンリングの交換だけでいけると判断した。

ここは長年のメカニックとしての勘に頼るわけだが、スーさんはいつも費用のことも考えてたぶんいちばんリーズナブルな方法をいろいろ提案してくれる。その判断は結局素人の自分が最終的に下すわけなんだが、それまでのプロセスを一緒にやっているのでこちらも判断しやすい。ということで最小限の作業という選択になった。

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旧車のシリンダーヘッドのオーバーホールにおいてバブルガイドやステムシールはオリジナルで製作するショップが多いと思うが、私が今回世話になったハイライトモーターワークスも自作している。一番左がもともとついていたモノでそれを一番右の素材から削り出す。

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これが設計図

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で、ひとつひとつ削り出します。結構時間がかかる。

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左が削りだしたもので右がオリジナル、なんで長さが違うのか説明してもらったが忘れてしまった(笑)、しかし先のほうの微妙なアールが重要らしい。リーチが長いほうがバルブが安定するのかな?装着してクリアランスを確認。これを必要な箇所分やる。

ハーフビルドとはおこがましくて言えないが、ここハイライトはオーナーが一緒に作業するのをサポートしてくれる。ちゃんと理解したほうがこちらもありがたいし、店としてもそれを応援してくれるのはとてもありがたい。

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本日はここまで!

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ここ、ハイライトモーターワークスは結構遅くまで作業してることも多い。これはもう22時くらいかな。夜の帳が降りてきたので一緒に片付けして本日は店じまいです。

ハイライトモーターワークス



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