
以前はヒマさえあれば世田谷にある車、バイク雑誌の専門書店である
リンドバーグまで足を運んで、ハーレー本、とくに旧車のヒストリーやレストア本を買っていた。リンドバーグはゆっくり読めるスペースがあるので時間をかけて本を吟味できたし、昔からマニアックな専門書を手に入れられる唯一の場所として多くのバイクファンをサポートしてくれた店だったと思う。
そんな専門書店に行くというライフスタイルに大きな変化をもたらしたのは、圧倒的なオンライン書店となったamazonの存在でした。その大きな理由は、海外のハーレー本をそういった専門書店よりもかなり割安で手に入れられるようにしたこと。
例えばだが、自分のバイブル本の一つである、「How to restore your Harley-Davidson」の場合、リンドバーグでは7560円だけどamazonでは4120円と結構な差がある。しかもさらにamazonの日本とアメリカのそれぞれの書店で価格差がある場合、アメリカのストアで注文するとさらに安く手に入れることも可能。amazonはアメリカからの発送も無料だからメリットは大きかった。
だけど、そのオンラインストアで買うという行為すらやらなくてもよいかもという三つめの波がやってこようとしている。それはGoogleブックスの存在である。
http://books.google.co.jp/GoogleブックスはWikipediaでは下記のように定義されている。
書籍内の全文を対象に検索を行なうことができ、検索結果として表示された書籍の内容の一部(著作権切れの書籍であれば全ページ)が無料で表示される。検索・表示されるデータはGoogle社が紙製の書籍からスキャンしたもの。
著作権の保護期間が満了した書籍は、全文が公開されている。この場合 Googleブックスは電子図書館として機能する。これに対し、著作権保護期間が存続している書籍は、書籍の一部がプレビュー表示され、同時に書籍販売サイトへのリンクが表示される。この場合Googleブックスは広告・販売促進サイトとして機能する。この両者の機能を併せたものがGoogleブックスである。

簡単に言うと、検索の対象を書籍すると、該当する書籍を探してくれるサービス。

だが本当にすごいところは、ブラウザでその本のほとんどがプレビューできてしまうところ。

こんな感じで無料で読めてしまうわけだ。
プレビューできるページは大体全体の10%くらいが多いと思う。500ページだったら最初の50ページまでという感じ。
このサービスがより具体的な本探しのために有用であることは疑いの余地がないが、所有するほどではないけど、いろんな本を眺めてみたいというハーレーオーナーの興味を満たしてくれるサービスであることも付け加えておく。なぜなら「Harley-Davidson」と入力するとすでに十万冊以上の書籍がヒットし、その洋書の大半で10%のプレビューができるからだ。
グーグルブックスはすでに電子書籍の形式でサービスを行うことをずっと以前に発表しているので、おそらく今後はお金を支払えば10%の制限が取り外されて、自分の書籍ライブラリーでいつでも閲覧ができるようになるだろう。
自分で本を探す手段が劇的に進化するというグーグルブックスは、きっと新しい本との付き合い方を世の中に提示するだろうという期待がある半面、ペーパーブックとしてこの手のニッチな本を入手するのは次第に困難になるだろう。
実際、この「How to restore your Harley-Davidson」はすでにamazonで新品を購入することはできない。これは電子化が進み、すべてがネットに流れていくにつれて、紙の本の発行数が少なくなるという日本の先を行っているアメリカの現状がそのまま現れていると思う。
だから欲しい洋書、しかも紙で手元に残しておきたいモノは早めに買っておく。
これが原則である。