バイブズ3月号発売

バイブズ買って読んだ。毎年これくらいの号にはミーティングの予定も出ているのでそれも楽しみだったりする。ナックルヘッドのポリスというレアな車両も出ていたし、アメリカンバイカーズストーリーに出ていたコンディションがいまいちだけど、大切にされているストック然としたデュオグライドもよかった。これは個人的なことだけど。
ネットでいろいろと物議を醸したのは、只野氏のネットを見ながら呑めないと私見だと前置きしたうえで書いていたこと。これは雑誌不況の話も含めて只野氏が語っている話なので、気になる人はぜひ雑誌を見てほしいところだが、この雑誌の冒頭を飾る記事をみる限り、やっぱバイブズという雑誌のブレインの人たちの考えはそういうものなんだなと改めて思った。
21世紀になったころだったろうか。HDNの掲示板から派生する問題で、出版社やショップに呼びだされ、いろいろ釈明したり対処方法を話したり、ケンカ腰の議論を繰り広げていたときがある。その時に特定の誰かではないが、声に出して言われたり、議論の間の溝になるのはショップや雑誌の人たちは、私を含めたネットユーザーを、"ネットのヤツら"とカテゴライズして何かワケのわからん勝手な経験の足りないない浅い奴の集団という物差しで見ていたのをよく覚えている。
それから10年。携帯電話は電話をかける道具という以上のモノに変わってしまった。バイカーやっててもミクシィでお互いマイミク登録するのは当たり前。雑誌の入稿も三点セットじゃなくデータの入稿はネットでやりとりする時代になった。ネットをやるチャラいハーレーユーザーが大多数になるというよりも、世の中に広くネットそのものが一気に定着してしまい否定できなくなってしまった今、雑誌はどうするべきか、変わるべきかというのが只野氏の自らへの問いなんだろう。シーンをリードしていた自分たち、ネットのヤツらはあっちだけだという単純な構図ではもはやないし、ハーレーオーナーも新し目の人が大多数になった。
他の出版社は全社あげてネットとの連携に取り組もうとしだしている。サイトをリニューアルさせて物販とかをガッツリ入れてきそうな出版社が多い中でハーレー雑誌の老舗はこれからどうしていくんだろうか。バイカー文化のジャーナリズムだけでこれからも食ってける?
だけど、個人的にはこのまま行くところまで行ってもらって、あと10-20年と続いていってくれればなと思う。そういう意味では個人としては応援してると思う。チャボエンジニアリングの木村さんと初めて会ったときに、ああこういう天才肌で自分自身のベクトルでしか生きていない人がいるんだ!と感動したことがあった。
バイカーっていうものがこれからもずっと何かオンリーワンな生き方を貫き通し続けて、その羅針盤の一つにバイブズがあり続けるのであれば、縮小均衡する中でずっともがき続けながらそこに読者がいる限り続けていけばいい。出版不況な昨今だが、時代はまだ変わり始めたばかり。いろいろな試行錯誤はまだこれからだ。
■巻頭特集
特集[バイカー共存物語]
ローカルハート'10
■2010 国内バイカーズイベントスケジュール
■特別寄稿 Biker Novel
スポーツスターに恋して 神山 均 著
■新連載 BIKER-MAG IN THE WORLD
世界のバイカー雑誌/CYCLE SOURCE
■BIKER'S GOODS / BON FIRE
バイカーを灯す焚火の魅力! 最新焚火台カタログ
VIBRATIONS
BIKER'S EYE
Ride Hard, Long Way
DEAR BROTHERS
1枚のメッセージ
H-D IN MY LIFE
H-D初めて講座[VIRGIN ROAD]
THE 改良
Q&A
タメさんのオートバイをナメるなヨ!!
ウメの貧乏ヒマなし
旧車野郎救済企画
レストア日記
トラブル大森のやってみなきゃわかんね~よ
HOT STUUFF check it out
BIKER'S TALK
ビルダーの1台
CUSTOM OF THE MONTH
RIDE ON SHOW
CHPPERS FROM THE WORLD
PAINT OF THE MONTH
ONE & ONLY
旧車走記[1937EL POLICE MODEL] TOPICS
ばいぶず民風
帰ってきたトラブルチャンプ
CALL AT SHOP!! しょっぷ探訪
地球の走り方
広告目次
エディターズバイブレーション
バイカーMONO語り
ROUTE MY SELF道
BREEZY
IRON HOUSE
風輪
VIBES VEST RELAY
バイカーズ ヒッピーマップ
VIBES PRESENTS
VIBES THEATER
Cover Girl:Shou Nishino
Motorcycle:Free Style
「バイブズ3月号発売」に関連する記事
バイブズ200号
» バイブズが今号で通算200号を達成しました。おめでとうございます。特大号ということで書店で即買いです。編集部のみなさんおめでとうございます。読みごたえもありました。 ■200号記念特大号 ■VIBRATION RUN SPECIAL /バイブズ200号の走談 [只野利浩×神山 均]Categories : Magazines/Media
2010-05-11
バイブズ新年発売号
» バイブズの新年号出ました。毎年新年から何回かは連続して買い続けて、何かのきっかけでその後は買わなくなるバイブズです。 巻頭は道連れ旅団で、東京から和歌山までの道中の記録。道の駅に泊ったり、冷たい雨に見舞われたりと散々な中でも集まった人の笑顔がやさしい感じ。タメさんの新連載もはじまったりと読みどころたくさんだが、特別寄稿の「あるバイカーの死」 大森茂幸氏の4ページだけは毒を放っていた。 こういう文を掲載するってのはある種の波紋を作ってしまうのだけど、敢えて4ページもいい場所でスペースを取ったのはバイブズの良心か。Categories : Magazines/Media
2010-01-17
Hogg Up Magazine vol.00
» lashで作られたハーレーダビッドソンのオンラインマガジン、Hogg upのVol.00がリリースされた。今まではフリーペーパーとして発行される媒体はあったけど、FlashでWebブラウザで誰でも見れちゃうってのは新しい。ネタはWest Coastと日本のシーンとの混載です。創刊号に期待したいところ。Categories : Magazines/Media, Web Site
2010-11-28
クラブハーレー連載終了
» クラブハーレーの連載が今月号で終了。パンヘッドを買ったときにたまたま船場に来ていた前々編集長のジャック高橋氏の取材を受けることになり、そのあと、そこに付記させてもらった文章がよかったのかどうか、ジャック高橋氏に連載をお願いされたことから始まった約10年だった。 自分の連載開始の時にクラブハーレーは季刊でしかなく、やっと隔月に格上げしようとしていた時期だったし、そのあと月刊化したのもついこの間のような感じがするが、それはずいぶん昔である。なにしろクニイさんよりも連載が長かったせいか100号以上、そして10年以上よく書かせてもらったなと思う。 自分は音楽や情報系の雑誌にいくつかコラムを持っていたので、書くこと自体は全く気にならなかったのだけど、忙しくてバイクに全く乗れな買った時間が多かった時期はネタ探しに苦労したのはいまでもよく覚えている。バイクとかそれに近いことを時々入れさせてもらったりと。ジャック氏とは内容については一切自由でいいと言われていたし、それがあの雑誌の良心だとも彼は言っていた。 どっかの広告の対向記事なので、タイアップでも入れたらいいんだろう。けどそれをしないし、新車乗りの人が多い雑誌のなかであえて旧車ネタ一直線でやらせてもらった、それはジャック氏に感謝。 その後、ジャック氏の昇進などで担当は雨宮氏に代わったが、私はメールベースで原稿をやりとりするだけで雨宮氏と会ったことはないし、その後ライトニングの編集長から変って就任した新しい編集長さんとも会ったことはない。だから平日の真昼間に突然、雨宮氏から連絡があり、連載の終了をお願いしたいという話がきたときは、電話が来た時点でピンときたし、そういう話ももらってホッとしたという気分も同時にあった。そつなく、しかもあまり他の記事では扱えないようなことを、たとえばクラブハーレーでChabottのことは扱わないからそんなことをできるだけ扱おうと。しかも雑誌に寄稿させてもらった内容はHDNでは扱わなかった。まあ、それが自分の良心というか感謝の形かな。 ジャック氏がいなくなり、そして雑誌の形とかやりざまも変わり、自分は惰性で機械的に原稿を上げるだけになっていた。きっと彼はまだピークスという編集プロダクションとしてクラブハーレーが作られているとき、そして自分が最後にまだ泉岳寺の忘年会で会ったときに、クニイさんや自分に向かってクラブハーレーでやりたいことはまだ3割くらいしかやれてなくって、それをこれからやるんだって熱く語っていたのを覚えているだろうか。たぶん、それは残念だけどきっと果されることはなく、時代は変わってどんどんと雑誌を作るってことも変わってきたのだろう、クラブハーレーにとっても。 連載終了時のネタは、ロンドンのAce Cafeネタのクラブハーレーバージョン、もともと用意してあった原稿の最後に読者のみなさんへの御礼を付け足した。さよならクラブハーレー。Categories : Magazines/Media
2010-10-18
ハードコアチョッパーのラストカウントダウンに思う
» あと5回というファイナルカウントダウンという超自虐的な終了キャンペーンが行われているハードコアチョッパー。このハードコアチョッパーの編集長のマコナベ、某有名ショップの主宰で開催された話し合いの席のあと、オレのことをブンナグッテやるとか息巻いていたらしく、こっちもコノヤロと思ってたのでバイアスがかかってたのかもしれないが、アイツは最近いい本を作ってたと思う。それは認める。 ホットバイクのパンヘッドとショベルヘッドのフィーリングを池田伸氏と対談してたときは、大丈夫かこいつとか思ったのはずいぶん昔で偉い変った。ハードコアチョッパーはおもしろかったよ、ほんと。Categories : Magazines/Media
2010-08-30
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