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ショベルの継続車検レポート・本番(神奈川運輸支局)

さて、車両の方の準備は万端。まず納税証明書と車検証に印鑑(三文判)そして新しい車検
有効期間を満たす自賠責保険証を用意しよう。自賠責保険は陸運局内の代書屋さんでも当日
に加入できるので、あらかじめ加入しておかなくともかまわない。

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このように首から下げられるストラップをつけたクリップボードを用意しておけば、構内での運転や
ライン上での運転が全然楽。よく口に書類を加えている人も見かけるけど、スマートに行きたいね。

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現場についたらまず3番の建物の販売所に行き、「自動二輪の継続車検の用紙を一式下さいな」
と言い、「あと手数料の印紙も下さい」と言うと車検手数料が1700円、書類代が25円で合計
1720円払う。 次にそのすぐ隣の窓口で「自動二輪の重量税」と言って5000円を払うと、印紙
をくれるからそれを用紙に貼る。以上で自賠責以外の掛かるお金はこれだけ。
そして必要書類に記入する。主に車検証を見ながらの車体番号や原動機の型式、自分の住所と
名前。落ち着いて書けば難しいものではない。わからなければその辺に記入例が貼ってあるので
見ながら記入する。

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次にその隣の4番の建物(自動車税管理事務所)に行き納税の証明を取る。

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納税の証明を取ると言っても、持参した納税証明書に書類を添えて右下のように判子を押して
もらうだけ。判子をもらえば以後、持参した納税証明書は不要となる。

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そして2番の建物に行き、継続車検申請書に車体番号等の必要事項を記入して・・・
(上段は鉛筆で記入して、下段はボールペンで記入する*画像ピンボケですんません)

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すべての書類を7番窓口に提出する。ユーザー車検の場合はその旨を伝え、予約番号を告げる。
そうするとものの数秒で判子を押して書類を返してくれる。 さぁ、いよいよそれを持ちラインへGO!

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これが二輪用の車検ライン。この検査官が待ち構える入り口まで車両を運転して行く。
構内なのでヘルメットは要らない。(被っているユーザー車検者もいる)
入り口まで行ったら書類一式を渡す(バインダーを使っていればバインダーごと)まず車体番号を
確認され、終わると検査官の指示に従い、前ウインカー左右、ライトオン(hi/lo)ホーン、フォグランプ
後ろに回り、後ウインカー左右、ブレーキランプ点検(前ブレーキ後ろブレーキ)が検査される。
今回、アクスルのトンカチ点検はナシ。以上が車体の検査。幅とか長さは測らない。だからFLHフル
ドレスを構造変更せずに、ストリップにしている車両もお咎めなし。大きい物を小さくしている分には
甘いみたいだ。私は一度だけ過去に「これカウルが付いているでしょ?つけといてね〜」といわれた
事があるが、それ1度以外はノークレーム。だからハンドルを変えていてもあまりにも極端でなければ
気にする事は無い。
車体検査が終わると判子を押して書類を返してくれる。あとは勝手にラインに進入する。付き添いなど
普通はない。初めてのユーザー車検の場合で、自信が無い時はここでその旨を申し出よう。
キット付き添ってくれるはずだ。^^ 

        ライン内の模様は画像がありません。後ろにもいたし、やはり撮る暇なかった。汗

ラインに進入したらまず、スピードメーターの検査。フロント取り出しならフロントを回転ドラムに入れる
ミッション取り出しなら後輪を入れる。床にあるボタンを踏み込んで置き、40キロにスピードメーターが
達したら踏み込んでいたボタンを放す。〇 
次にそのままブレーキ検査が始まる。ブレーキを握って置きスリップしなければ〇 次に後輪を入れ
フートブレーキを踏み込んで置き、スリップしなければ〇 終わって前に進み・・・・

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レコーダーに書類を入れて判子をもらう。書類には方向性があるので注意。(方向性は書いてある)
(何とか1枚画像を撮りました 汗 )

前に進み次に光量と光軸の検査。
ラインに前輪の先を合わせ、ハイビームにして横から現れる計測器のご登場を待つこと数秒・・
計測器が現れ、微妙に動いて止まる(計測中) あっけなく一発でOK!
ダメな場合は×が出て、もう一度計測器が現れる。2回でワンセットであるから、一回でダメな場合
検査官がマイクでヒントを教えてくれる。(と思う)横方向なら固定に逆らい旨くこじれば合格の可能性
もある。^^ マイクでのアナウンスが無い場合は一度ラインからでて・・・

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ラインの一番最後にある検査官がいる小屋に行き、「どっち向きですか?」と質問すれば教えて
くれるから持参の工具でそれをヒントに修正する。光量が足りない場合は・・・う〜ん、アースを取る
なり考えて^^;その日修正出来ない場合は何日間かはそのダメなところだけの受験が可能。
詳しくは陸運局ホームページを見てね。
修正したら再びラインの入り口で検査官にその旨を伝え、ライト検査にそのまま進む。

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再び登場!OKなら書類を入れガシャコン! 次にガス検の検査。私は一時停止したが、人が
誰もいないのでキョロキョロしてからスルー! これで検査はすべて終わり。
ショベルでもガス検の器具を突っ込まれたという報告があるので(お咎めは無かったらしいが)
日によっては突っ込まれるかもしれない。私は今まで無いが・・。

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 再び登場!使いまわし画像ww

最後にラインの終わりの検査官のいる小屋に書類をすべて提出して判子をもらい終了!

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そして又2番の建物に戻り自賠責以外の書類をすべて提出して待つこと、ものの数十秒で・・

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新しい車検証とステッカーが交付される。  はいこれでおしまい。簡単でしょ?
皆さんも是非ユーザー車検にトライしてみよう。

●掛かった費用●
自賠責24ヶ月 13400円 重量税5000円(印紙) 検査費用(印紙)1700円 書類代25円

自賠責も20150円から13400円に下がったし、250ccの自賠責が24ヶ月で12080円だから
益々大型自動二輪と〜250ccまでの自動二輪との差がなくなったね。
少なくとも自分で車検をやるなら維持費はそれほど変わらなくなったということですね。

終わり〜

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オマケ・・・
サニトラ。ベレGミラーにマーク?・・お決まり。 カッコイイねぇ。
これって息の長いモデル(トラックだけ)だったよね。^^




ショベルの継続車検レポート・準備編

2年経つのはあっという間ですね・・・長いようで短い。
今月一杯で車検が切れるmyショベル。タイミングの良い事に有効期限を一日残した本日、
休みになったので継続車検を取りに、陸運局神奈川運輸支局に行って来ました。
その模様を何回かに分けてレポートします。

この神奈川運輸支局は第三京浜、港北インターからほど近い場所にあり、管轄地域は
横浜市、横須賀市、鎌倉市、三浦市、逗子市、三浦郡となっていますが、継続車検の場合
は管轄地域外でも受検は可能であるので、皆さんのユーザー車検参考になればと思います。
ユーザー車検と業者がやる持込継続車検の違いは、業者は予約の必要がないこと。
それ以外はまったく同じです。私は知人の業者の看板を使わせてもらっていますので予約なし。
時間内に行って受験するだけ。そんなワケで昼からのセッションに行って来ました。

車検に向けての準備として、前回の休みに、車体は油汚れを払い、ワックスをかけ、小奇麗に
しておいただけ。これは日頃の整備が抜かりの無いお陰?? 笑 その他は・・・

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前回の車検で一回目の光軸で×で、検査官からマイクで「もう少し右」と指示されて、無理やり
ハンドルの固定に逆らい、右に舵を取り、二回目の検査でイカサマ〇になった経緯がある。
ラインから出た後、アバウトで調整しておいたが少々不安なので、すぐに光軸調整出来るように
ライトリングを外して行く。FX系もすぐに対応出来るように、ライトを弄る工具は持参したほうが良い。
フォグが付いているFLHは近年の車検は点灯を検査官に命じられるので、飾りでつけている人は
ちゃんと点灯するようにしておくこと。

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シフターマークはいつもマジックで書いている。これで充分。私のは純正のシフターマーク
ステッカーが、コンペンの所らへんに残って入るが、経年でかすれてしまっているので念のため。

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リフレクターを貼る。ホームセンターで500円程度。

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私はテールランプにステッカーを貼っていたのだが、多分通らないので剥がす。
ブルードットを入れたテールも車検には通らないので参考まで。

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2人乗り登録なのでシートのベルトをつける。これもホームセンターで切り売りのものを
流用している。コマで結束して・・

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くるっと回せば完成♪ FLHの芋虫シート(通称)のグラブバーだけでも大丈夫との噂もあるが
現場でダメと言われても面倒なので、私は付いていない車両はいつも付けている。
ポゴスティックとポリスシートの時は吸盤でリアフェンダーに貼り付ける市販のタンデムシートで
通すが、その際もこういった結束ベルトを回し、裏でホッチキスで止めていた。
タンデムステップはナシでも何回か通している。まぁ、これが実態だね。^^;

今回車体の方の準備はこんなもの。
書き忘れたが、アクスルナットのカバーが付いている車両の場合は外さなければ
(ナットが見えるように)ダメだと思う。(私はいつもはずしているので)検査官がトンカチで叩いて
緩みを点検する箇所だからね。

次回は準備する書類と車検場での模様をお届けします。

つづく・・・




08,jack cafe MTG ?4 暑気払い、厄払い?

神奈川のショベル変態軍団*注1で集まった先日のjackの模様を少しお届けしよう。
前日のマリーナ号、2キロ押し事件は結局、フバさんのレスキュー整備で、やはり
タンクのコーティングの固まらない液がSUのフロートバルブに悪戯していたことが
判明。しかしマリーナ君はタフだ!夜とは言え、汗ビショになりながら押し、自身のブログ
にはサラッと書いているが、実は"最後の方の記憶が無い"そうだ・・。^^;いやこれ秘密の話。

そんなになりながらも帰宅後、なんと自身のブログを更新し、我々に状況をメールして
床についたらしい。翌日、心配してレスキューに行ったフバさんの話によると、起床し
ガレージに歩いて来た彼の顔は、疲れきって、なんとも"死体みたいな顔"をしていたらしいww。
語り継がれるな、これは。笑 
私は彼を頭脳派だと思っていたが、意外と・・いや、彼は全く肉体派なんだな、と思った
08'初夏の出来事。。

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一生物のヘッドをコンセプトにプロディース。リビルトされたマリーナ号。
4オーバーのピストンと相まって、加速、レスポンス、ドコドコ感は、やみつきになる。^^

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早速、コンプレッションを計測したが、走行直後の(200Fの油温)温間時ではコンプレッション
ゲージのオーリングが熱で機密性をなくしていて、コンプレッションが漏れていたのとキックした
マリーナ君の前日の疲労も相まってスピードが付かず、甘い数値。それでも7キロ近く到達。

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この日は久しぶりに「語ショベのお父さん」こと9Dさんも登場。

フバさん
「なんじゃ、コリャ〜?FXEなのにFLHにすっかり変わってる〜!コピーはいかんよ、 コピーは」
と聞こえてきた。笑 
実際、違いはスピードの取り出しがミッションではなく、フロントホイールになったままだけ。
わざわざ純正2in2クロスオーバーをつけるためにミッショントップもロータリーに換えてあるのだ!!
これは逮捕でしょ?w

で、みんなが楽しみにしていた9D号のコンプレッションは寒冷時でキックでR5,5 F5,3キロ
ハイ!これではキック始動は不可能ですww  

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セルでの最大値は F7,3  R7、5キロ ちょっと低いがOK  
「エレクトラグライドだから、イイの! イイの!」とお気楽な御大。

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この日のフバさんはNORIさんとタンデムで4速エボスポーツで登場。
う〜ん、やっぱこの年代はタンクの形がカッコ良く、結構マニアックね。

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今朝の'死体顔'と打ってかわり、この艶やかな顔!
やっぱ主役を張れる男だよ。笑
今回の事件の事や、公私共々話は尽きなく、結局解散は9時半頃。

またやろうね〜。

                                          *注1 NORIさんは除く。

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big_boy号が今月一杯で車検が切れるので、次回は継続車検の模様をお送りします。
それでは〜。

*いつも画像ピンボケで済みません。




低圧縮よ、さようなら −番外編最終。ヘッド詳細と組みつけ

約一ヶ月も待たされたヘッドだったが、仕上がり具合を点検及び、各設定を公開しよう。
まず社外のスプリングロアーシートは81〜のステムシール対応用に出来ていて
ご覧のようにシールの逃げに穴が大きい。(画像右側)

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一応パフォーマンスパーツに出来ていて純正なんかと比べると少し薄い物でその分の
突き出しを考えて今回は突き出し40,5ミリでオーダーした。この40、5ミリというのは
セット長35ミリをベストとしている私のヘッドリビルトの大前提基本データから今回、意図的に
決定したものである。セット長35ミリベストは、これは個人の勘とかそういった不特定な類の
ものではなく、先人のメカニックの数え切れないほどの実際のリビルト経験データから割り出された
数値である。もちろんシートプレッシャーとの綿密な関係によるものでもある。 
後年になって気が付いたことであるが、実は設計(青写真)上でもそうなっているのである。

すべてのパーツが純正ならば1340の場合、突き出し41ミリでセット長が35ミリになるはずである。

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画像は突き出しの計測の仕方。1340ではヘッドの面とバルブステム頂上を計測する。

1200はちょっと面倒で、ヘッドの面がテーパーになっており測れないのでガイドの首からバルブ
ステムの頂点を測る。しかもヘッドの個体差によりテーパーの度合いなども違うので、現状の
突き出しで(リビルト前ね)セット長がどうなるかを割り出し計算してすべてのセット長が35ミリになる
ようにシュミレートする。しかも製作物のガイドが入っている時はもちろん、既製品のガイドも首のリン
グの厚みも違う時があるので、そういった要素を含めると、1200のプランニングは結構面倒です。

今回私の指定に対し誤差は0,03ミリ程度。これは素晴らしい。
それもそのはず、社長とディスカッションを重ね、何故なのかを理解して頂き、わざわざ
鍛冶具を削りだしで製作してもらい(普段ではやらない)加工してもらっているからなのだ。
普通なら指定より0,2くらい狂っているのがザラ。
このとんでもない1件がなければね・・・・。

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ブロンズ色しているのが今までの今までのリン青銅ガイドで、左が今回使うキャストガイド。
ステムシール加工に注目して欲しい。今回のキャストは頭を短くしてシールをつけても尚
シールナシガイドの高さになるように調整した。

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シールを嵌めるとこんな感じ。使用するシールはシフトン製。国産ディーゼルタイプに似ているが
ステムに対する締め付けはかなりソフトで、それでいて純正タイプ(紙タイプ)より耐久性が高く
キャストガイド使用でも安心と私は判断している。ステムとガイドのクリアランスはEX0.05ミリ、
in0,03ミリに設定。

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バルブとシートの当たり幅は1ミリ。(しかしビックなシートリングだよねぇ・・もうすぐプラグ穴w)
バルブの大きさからしてみれば狭いのでは?と思われる方もいるだろう。実際に私も狭いと思う。
しかしこれにはプランニングの意図があるのです。
ショベルのバルブスプリングは非常に強く、ベストの1,1〜1.2で初めから当たりを出してしまうと
間もなくベタ当たりしてしまうにそれほどの距離は実は入らないのである。これでは一番良い状態の
ライフは短く、シートの面圧も落ちてしまう。これがピークカーブを考え、初め1ミリに設定しておけば
当たりが付いた頃に(馴染んだ頃に)ベスト1.1〜1.2ミリの当りになるのである。当たりが付いて
1,2ならば、それ以上には中々広がって行かないものなのである。(寿命の延長)

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左が既存のバルブスプリングアッパーカラー。右が今回使うアッパーカラー。
下から数えて1段目がバルブスプリング(メイン)が収まる段。2段目がインナースプリングが
収まる段。その上の3段目の出っ張りがバルブコッターが中に収まるところ。このコッターが
収まるところが左の既存に比べ、薄いのがお分かりになると思う。この分、純正タイプのコッターを
使うと、外に少し見える結果になったがOK。この薄さがバルブトラベルを余計に稼ぎ出し、先述の
薄いロアーカラーと短いガイドと相まって、今回、現在するショベル用のすべてのハイリフトカムに対応
出来るようにした。(私は純正Hカム派ですが・・)

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コッターの図。左が純正タイプ、右が社外(マンレイ)
左の既存コッターも純正かどうかわからないので、ついでにコッターも新しくと思い取り寄せたら
ご覧の通り社外は太かった・・・。
その為に、これを取り付けるとセット長が34ミリを切ってしまうので(33,78)採用は見合わせ
既存の純正タイプを入れた。それで34,3ミリ。あれ?35ミリがベストって言ったじゃん!と言うかも
しれない。しかしそれを踏まえた上で、ここに「一生物のヘッド」の大きな意義があるのだ。
0,7ミリあれば、かなり荒れたシートリングでも(程度にもよるが)削り去ることが出来るのだ。
すなわち、もう1回は確実にシートカットが施せるという意図なのです。0.7ミリ短ければちょっと
バルブスプリングの張力、すなわち、シートリングとバルブフェイスの圧力=シートプレッシャーが
上がるが、まぁ許容範囲。(ホントは0,5ミリ以内の代に収めたかったけどね。マンレイバルブは
久しぶりなので・・^^;)

だから乗れば乗るほど、よりベストに近づくなんて夢みたいじゃないですか?笑

それにマンレイバルブに合わせて突き出しのセットを行なったので、次回、純正のように普通の
既存タイプ、たとえば(キブリーホワイトのブラックダイアモンド等)のバルブ傘の厚いものを使えば
突き出しも全然押さえられ、それこそ3回でも4回でも範囲内でシートカットが施せるのである。★
そんなところからもマンレイバルブは精度も良く、軽く薄く、好きな所の一つでもある。
今回は採用しなかったがアンドリュースのミディアムリフトアッパーカラーを使用すれば
突き出しとセット長の関係を1ミリ近く変える事ができる。(突き出しが短くてもセット長はベストに)

だからこれら本来、ハイカムを入れた時にトラベルを稼ぐ社外パフォーマンスパーツも研究すれば、
色々なリビルトプランニングの材料として使用できるのである。(でも私は純正派だけどね)

素人だから許される?拘り一生物ヘッド。それは将来を見据え、走れば走るほど調子が出てベストに
近づく夢のヘッド。(大げさに 笑)   その理由はこんなところです。^^ 


次は2万キロくらい走ってたら再びバルブ擦り合わせとステムシール交換だね。

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う〜む。外からじゃinシートリングがデカイだけでわからないのだけどね。

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バルブを通し・・・。青いクリームはマイクロロンアッセンブリールブリカント。
熱が入れば簡易テフロン加工が施されと同じ効果。私はシリンダー内にも塗りつける。
(初期カジリが大幅に防止出来る)

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純正バルブスプリングを組み付け(テンション計測チェック済み。)
その材質、座り、精度が違う。30年以上テンションが掛けられ続けてもへたらないなんて、
凄いと思いませんか? もしへたっていてもいつも1個くらい。そのテンション下降数値はわずか
2pi〜3psi  。これは俗に調子が良い車両での話しで、大きくへたっているのは明らかに調子が
悪いから結構判断出来るもんです。


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ロッカーアームのサイドプレイ(横ガタ)を計測。
F,in 0,20 ミリ F,ex 0,50ミリ  R,in 0,05ミリ R,ex 0,35ミリ 
ちょっとRのinが狭かったので0,2まで加工しておいた。

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ヘッドをロッカーと合体させて完成〜♪

終わりに・・

これをみてマニュアルの数字など、只の平均値に過ぎないという事がお分かりになったと思う。
オタクの世界はそれではダメなのである。
私もマニュアルなど昔からトルク値を忘れた時くらいしか見ない。
すべては実戦経験なんである。だからボーリング屋にお任せなんて私からすれば??なんです。
加工屋は加工屋であって、指定どおりに正確に仕事をしてくれればそれで良いのである。

でも拘るって楽しいですよね。ホント、そうやって作ったヘッドは必ず答えてくれるものです。
「拘るって事は、当たり前の事を当たり前にやること・・」誰か言ってましたね。全く同感です。

 これらの記述が少しでも、拘りのある皆さんの為になるならば幸いです。

その後の組み付けや走行インプレはマリーナ氏の
ショベルに乗ってどこまでも」の低圧縮よ、さようならショベル復活編をご覧下さい。

終わり。

ps
これらのデータ・記述は個人的ナ経験・見解であり、人により考え方も見解も違うと思います。
信用しない人は信用しなくても一向に構わないので、くれぐれも上げ足取りなご意見は無用で
お願い致します。 

又記述に対し、前向きな質問はいつでもお受けしますので、語ろうショベルFLHに気軽に書いて
くださいまし。 




低圧縮よ、さようなら −番外編−その4 アクシデント編2

それから10日ほど経ってメールにて連絡してみると今日明日にはオーバーサイズの
シートリングが届くのですべてをストップして優先で作業し、出荷するという。
しかしオーバーサイズのシートリングを打たなければならない顛末の責任の具体案が
提案されないまま。しかも納品書には勝手にやって失敗して、それをフォローする為の
熔接の費用も加算されていた・・・・。当然私は納得の行く代金しか払うつもりはない。

今回の一連の事故は、私がもしプロならそのまま組み付けてしまえば、オーナーには
わからずジマイで商売人どうしの暗黙で葬られる可能性は多々あるとおもう。
実際そういう車両を私は多々見てきた。しかし、私はアマチュア。妥協は利かない。
しかも依頼主はショベルの仲間なのである。私にとっては貴重な純正部品を勝手に壊され、
価値を下げられた・・。そう判断するに余念はない。

これ以上はここでは書かないが、内燃機加工はリスクを伴うものである
出来るならシートリングとかバルブガイドは何回も入れ替えたくない。
だから材質の選択やクリアランス、長い目でみた設定を考えたいものである。
それは具体的にどういうことか?このあとマリーナ号のヘッドの組み立てを例に
少し触れてみたいと思う。

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画像のインテークのシートリングに注目願いたい。異常に大きいのがわかるはずだ。

つづく・・・




低圧縮よ、さようなら −番外編−その4 アクシデント編1

何気に暑いですね〜皆さん^^;いかがお過ごしですか?私はすでにバテ気味・・・。

さて、マリーナ号のヘッドですが、内燃機屋に出してから既に1ヶ月が経ちましたね・・
これはアクシデントとも言える出来事が発生したからで全くとんでもない出来事であった。
これを見ているショベルファンならず、パンやナックルなどの旧車乗りの方々の為に、少し触れて
見ようと思う。こういう事が幾度とあってもいけないし、内燃機屋に(ショップに)加工に出すという
ことは自分の大切なバイクないし、貴重な純正部品にリスクが常に付きまとうという現実なことを
認識して欲しいからだ。
これは要するに狭いところに大きい物を入れたり、穴を開けたり、広げたりという作業に失敗が多い。
ショベルも既に幾分古いので金属的な劣化やAMFの時代の品質管理の悪さ影響することもしかり、
何よりその加工する職人の知識・性格・メンタルな部分も影響してくるものだと私は思う。

前置きが長くなったが、事の顛末はこうだ。
約束の2週間の納期が迫るある日、i社の工場長から電話が掛かって来た。
「Fのヘッドのインテークのシートリングを抜いたらクラックを発見、熔接に出したら中からオイルが
滲み出てきて熔接出来なく、手に負えなくなったから、どこかこういう状況でも熔接できるところを
知りませんか?」と・・・。??私はビックリしながらも旨く状況をつかめないので細かく質問していく
内に状況が見えてきた。要するに熔接に失敗して細かったクラックが溶けて広がってしまって収集が
付かなくなってしまったのだ。

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その時の送らせたシャメである。クラックがすぐそばにある右横のボルト穴の置くまで達している
という。 なんとも唖然である。

ここで何かおかしいことに皆さんお気づきであろうか?
なんとこれが初めての連絡なのである。要するに事後報告である。クラック発見の時に何の連絡も
なく,頼みもしない作業を勝手に行い、失敗し、収集が付かなくなり連絡をして来たのである。
全くをもって驚きで憤慨である。

私なら発見の時点でクラックの細さ等もあるが、何より今までこれが原因でオイルを吸ったりは
なかったのでいまやデブコンでなくとも、耐熱の良い接着剤が多数出回っているし、影響がないなら
放置するという判断もあったかもしれない。何しろ状況を見てベストな判断がしたかった。
しかし既に遅し・・である。

そして事の収拾を最後までi社で見てもらうことにししばらく経ってからメールが来て、「腕の良い
熔接屋が見つかったからもうしばらく待って欲しい」と連絡が来た。
それから一週間以上経ってもなんの音沙汰もないので、再度連絡すると熔接屋が込んでいて
時間が掛かっていてたが、もうすぐ仕上がってくるという。
それから2〜3日たって連絡があり、仕上がって来たけれど既存のシートリングではサイズが間に
合わなくなってしまって(要するに大きく広げてしまったクラックを熔接した為に、大きく削らなければ
ならない為)そのオーバーサイズのリングが同業者や材料屋にも在庫がないという。
アメリカにはあるらしく、取り寄せする為に納期が更に7〜10日伸びるという。 
もうこの頃になると私も唖然である。

どうなる?いとしのヘッドちゃん・・

つづく・・・




低圧縮よ、さようなら −番外編−その3

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久しぶりに見るマリーナ号のヘッド。
と言っても昨年10月以来か・・笑 。前回は賄いの作業だったんだけど、今回はきちんと
出来るのでなんだか嬉しいね。そうこなくちゃ! 早速バルブ周りをバラスと・・・ 。。

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出た〜!(流行のキタ〜!ではない。) シールが完全に潰れてました。^^;
使ったのは国産シールなんだけど、元々付いていたシフトンの物より幾分高さがあったようです。
だからシフトンのシールが入っていた時より、潰れが大きい。完全に機能を失ってます。^^;

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これは81以前のシールなしロアシートを使っていた為にシールがこれだけ浮いてしまう為。
もう少し全高の低いシールもあってそれを使えばここまで当たらない事もあるけど・・

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繰り返すが、シールナシモデルにシールを使う場合は、左のように穴を広げ逃げを作るか
純正の81〜シール付きのモデルのロアーシートを使うかしなければならない。
今回使うは加工済みUSA社外。(左側)

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嵌めたところ。シールの逃げの隙間があるでしょ?

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今回はキチンとバルブガイドの頭を切り詰めて置くまでピッタリ入るように加工してもらう。
ミニ旋盤でもあればな〜自分でやるんだけど・・。
クリアランス的には450リフトクラスのハイカムにも余裕で対応出来るようにしておく。

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アッパーカラーも打っていたりして状態が良くないから交換。純正なら修理するけど
どうせ社外だから交換。

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出た〜!!久しぶりに対面の名物「サザエの蓋」当たりのバルブフェイス。ww
でもこれはまだ反対側・・

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これが真打ち、ご本人様。   改めてみてもス、すばらしい! 

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バルブシートの当たり面
前にも書いたが、これは広がったのではなくて、初めからこういう加工をしてあったに間違いない。
全体でサザエ当たりではなく、反対側は線当たりなんである。 ある意味、芸術。

ショップでのOHを内容を判定すると・・
オーバーサイズピストン、ボーリング。ガイド製作・入れ替え。シートリングは入れ替えていない。
突き出しは無視してシートカット。こんな修理をしていてこれで代金20数万円。 

ホントに驚きである。

次は内燃機屋から上がって来たら、組み上げの模様をアップします。

あと一回、つづく。




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