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75FX bito号の整備 ノーナンバー呪縛編 
福島旧車会 春ツーリング参加記 その3

75FX bito号の整備 vol.33 純正ピストン検証

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それでは届いた1個のピストンを検証してみよう。
懸案だったのは楕円度である。

最大径 87,805ミリ 側面(ピストンピン側の面)は86,98ミリ その差 0,825ミリ!!
結局純正もこんなに楕円なんである。 ^^;

外したDS(ドラックスペシャリティーズ)Rのピストンは
最大径87,76ミリ 側面 86,975ミリでその差 0,785ミリ。
結局、純正の方が楕円なんであるww

まぁ、これはbito君に事前に話してあって、想定していたので驚きはしないが、大変に勉強になったね。
純正がこうなんだから、納得するしかない。他の一般のピストンもこんなに楕円なんだろうか?
良く、熱が入ったらピッタリになるようにピストンは設計されている・・という説があるけど、それは嘘だね。
これだけ楕円がピッタリになるわけないしね。少しはマシになるだろうけどね。

逗子の変態、かーる大佐は、ピストンをオーブンで焼いて実膨張を調べてからシリンダーとのクリアランス
を決定するそうな。 実に理にかなっている。 一度私も実験してみたいね、これは。

この純正ピストンをたとえばRにつかうとすれば、DSのピストンで現状のシリンダーとのクリアランス
が、0,05〜0,055なので、0,045ミリも純正の方が大きいのでクリアランスは単純に0,005〜
0,01となってしまうので、これは不味い。試しにシリンダーに入れてみたが、自重では落ちてこない。
私がホーニング砥石で仕上ても良いのだが、折角のプラトーが台無しなので、これはピストン側を
手ペーパーで仕上るつもり。^^; 参ったな、こりゃ。

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パーツナンバーは22144−74A 製造は(パッケージング日?)87/4である。
純正パーツの外箱には必ずこのような製造年月と思われる年月が書いてある。

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ピストン単体重量は530g 

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ついでだから先日リプレイスとして賞賛したDS(ドラックスペシャリティ)のピストンと比べてみよう。
形は見た目ほとんど一緒。

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向かって左が純正、右がDS 
裏側はDSの方が無駄が少なく、キッチリしている印象をうける。

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純正の証の(最終除く)BOHNALITEの刻印。 

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しかし、仕上げが粗いし、無駄な厚みがある気がする。

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側面の下部の切りかきが純正は少ない。あとはそっくり。

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バルブリセスのエッジもDSの方がしっかりしている。あんまり関係ないけど。
純正は上面の肌状態が粗く、カーボンが付着しやすいかもね。

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ピストンピンの穴を内側から見たところ。
上が純正で下がDS。純正は下部に贅肉付きまくりのメタボ。重量あわせるならここを削れば良いな。
これは逆に言えば純正は重量合わせの許容範囲が広いといえますね。

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bito君との話で、ピストンピンは社外を使ってしまおうか?という話がでたので重量を測ってみる。
リングは純正もへスティングだから問題はないと思うけど、ピストンピン社外は重いのだ。
上は純正93g 下は社外103g  丁度10g社外は重い。

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その重量差は内側の肉厚の違いにある。純正の方が薄い。

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というわけで純正ピストンを社外ピストンと比べて検証して来たが、楕円度が同じ位だった以上、
特別拘りが無ければ一般には入手しにくい純正を使う必要はないと思います。
けして純正がリプレイスに比べて勝っているとは私は思えないので。
みなさんはどうおもいますか?

あとは膨張率がどうかだよね。オーブンでやるか!?

次は1340cc(80ci)の歴代純正ピストンを検証してみたいと思います。

つづく


75FX bito号の整備 ノーナンバー呪縛編 
福島旧車会 春ツーリング参加記 その3

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