
大洗〜苫小牧を結ぶ大型フェリー「さんふらわあ」で下り回線は最大3Mbps、コイン式端末の ブロードバンド環境が提供されることになった。
乗客向けのインターネット接続は、船内エントランスに設置されたコイン投入型のPCで利用できる。
「さんふわら ふらの」では合計3台が設置されており、モニター横にある機械に100円硬貨を投入することで利用できる。料金は25分500円だが、通信パケット数での制限(3,000パケット送信)も設けられている。また、時間切れ、パケット超過の直前には画面上で警告されるので、以後は100円5分単位で延長ができる。
商船三井フェリーの大洗支店長で、「さんふらわあ ふらの」の航海士でもある田島孝一氏は「導入のきっかけとなったのは、バイク旅行のお客様からいただいたご要望。その後、検討を開始し、2007年2月に導入できた」と振り返る。
また、「お客様のご利用形態は正確に分析していないが、船内滞在時間が約19時間と長いため、仕事のためというよりは"時間つぶし的"にご利用いただくことが多いようだ」と説明する。
閲覧用のPCは専用にカスタマイズされたもので、電源再投入ごとにデータの保存状況が初期状態に戻る。なんらかのトラブルがあった場合は電源のオン・オフでメンテナンスができるため、PCに詳しいスタッフが船内にいなくても容易に復旧可能という。
残念ながら持ち込みPCのサポートは今回見送られているが、セキュリティなどの対策など含めて検討の余地があるとのことだ。