■レベル1
4月30日。今日も朝8:30に藤岡DZへ行きます。今日は空に雲が全くみあたらない快晴です。この天気がずっと続けばいいのですが。
さて、今日はレベル1からです。いよいよ本格的にパラシュートを着けてジャンプすることとなります。
まず、地上で昨日のおさらいです。フリーフォール中にやらねばならないこと、キャノピーの非常事態(マルファンクション)のときの操作など、JMの前でやってみせます。完璧とは言えないものの、なんとか動けました。
まもなくギアアップの声がかかり、装備(ギア)を身につけヘリポートへ向います。レベル1〜3までは二人のJMと一緒にジャンプします。スチューデントの左右にJMがつきスチューデントの腕と脚を掴んだままフリーフォールするのです。(写真参照)いよいよファーストジャンプになるのですが、一番不安な点は、キャノピーコントロールがちゃんとできるのかどうかというところでした。フリーフォール中は最悪でもプルすることができれば大丈夫なのですが、プルした後、ちゃんとキャノピーコントロールしてDZに帰ってくることができるのかが非常に心配でした。もちろん誘導無線を付けているので指示に従えば大丈夫なのでしょうが・・・・。
ヘリに乗り込み上空へと上がっていきます。天気が良いので昨日より遠くまで見渡せます。富士山も良く見えました。高度計が10,500ftを指すとクライムアウトの指示が出ました。まず左側につくJMがEXITするところから体半分外に出ます。次に私がそのそばに寄ります。そして、右側にもうひとりのJMが私の腕と脚を掴み、すべて準備OKです。
「チェックイン!」「OK!]
「チェックアウト!」「OK!」
「アップ!ダウン!ゴー!!」
左足をすっと外へ出し大きくアーチポジションをとります。
続けて「ワンサウザン!ツーサウザン!・・・」と5秒数えるのですが、およそ3秒も数えると体が安定して、しっかりとフリーフォールしているのがわかります。
「うわ〜すげえ〜」
またもや感心してしまい、やるべきことを忘れてしまっています。すぐにJMから「アルチメーターを見ろ」のハンドサインが出ます。「おっと!わすれてた!」すぐにサークル・オブ・オブザベーションをやります。「グラウンド!アルチメーター!右!左!」声を出しながら確認をします。そのとき左のJMから「膝をまげろ」のサインが出ました。脚が伸ばしっぱなしだったようです。すぐに膝を曲げるとOKのアイコンタクトが出ます。やはりインストラクターと一緒に飛ぶというのは非常に心強いです。
PRCPもなんとかこなし、あっというまに5,500ftになってしまいました。「ファイブファイブ!ルック!リーチ!プル!」強烈なテンションがかかり、あっというまにJMの二人は下のほうへ消え去っていきます。キャノピーチェックを済まして、あたりを見渡すと当然ながら誰もいません。昨日のJMが叫んでいたのを思い出し、私も思わず「よっしゃ〜〜〜!!」と叫んでしまいました。
さて、これからが問題です。
無事にDZへ帰ることができるのでしょうか。まもなく、地上から無線の声が聞こえてきます。DZを探すと結構離れたところに見つけることができました。
「ああ、これは無線の指示にすべて従っていこう」と思い、無線の指示どおりにトグルの操作を行って降下していきます。およそ5分後、地上から4〜500ftの高度になって風上に向けてファイナルアプローチへと入っていきます。左右の微調整も無線の指示にすべて従ってランディングに備えていきます。地上がだんだん近くなり、自分が着地する地点も良く見えるようになったそのときです。「なんか地面が光ってるなあ?」
「・・・・もしかして、水?」そのとき、無線から「フレア!」の指示。左右のトグルを腰まで引きます。沈下速度が遅くなり足が地面につくと、やはりそこは巨大な水溜まり。
「うわ〜〜〜〜」と叫ぶも、そのままスライディング。派手な水しぶきをあげる、すばらしいランディングですが、尻までびしょびしょです。まさかこんなことになろうとは思っていなかったので、着替えなどもってきていません。
幸い今日は天気が良いのですぐに乾きましたが、これからはキャノピーコントロールはもうすこし自分で判断して行うことを強く決意したのでした。