BBSで指摘があったが、先日の日本経済新聞にハーレーダビッドソン会長リチャード・ティアリンク氏のインタビューが掲載されているので、まだ見ていない人のために記事で触れられたことを抜粋してお伝えする。
ティアリンク氏は業績が伸びていることについて、絶え間ない品質管理のたまものだとして、日本の在庫管理方式や品質管理のシステムを研究し自社のシステムに生かしてきたと述べ、AMF時代に過剰生産と品質低下という失敗を犯し経営危機に陥ったことことから学んだ教訓から、品質、サービス、コスト、柔軟性、キャッシュフローの5原則を経営の基本にしていることを強調した。
Harley-Davidsonの97年度の出荷台数は132,000台で、98年度には148,000台、2002年には200,000台の出荷を見込まれており、長期的な需要に対応するために各州の工場では生産体制の強化をおこなっている。
同氏は97年度の売上は17億6千万ドル、純利益は1億7千4百万ドルで87年度から続いている2桁の成長を今期も維持できるだろうとしている。またペンシルニア州ヨークの新工場で2000ccのエンジンの生産を開始したとも述べているが、インタビューでは詳しく述べられていない。
また、ブランドイメージの向上が、「イージーライダー」や「ワイルド・ワンズ」などの映画やTシャツなどのグッズ、ミーティングなどのイベントなど独特のマーケティングで行われていることに対しては、顧客と従業員、ディーラーが一体になって価値を築く意味で「ワーク・トゥゲザー」という言葉を挙げ、顧客と従業員が共に誇りの持てる企業として発展していきたいと述べた。
すでにHarley-Davidsonは、日本国内の大型バイク市場の約50%のシェアを握っている。