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ソニー 営業赤字2600億円

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今日ソニーが夕方17時半からの決算で、14年ぶりに通期での赤字に陥ることを発表した。夜のCNNでは同じ日に、米国発ということでマイクロソフトのQ2が不振で5,000人のリストラを予定、アップルは2%の上昇と成長鈍化が伝えられた。いろんなエコノミストが世界経済の減速による影響についていろんなメディアでコメントしているので数字まわりやリストラみたいな話はそちらでどうぞということで、個人的な主観をつらつら述べてみる。

まずソニーの赤字は決算を見て分かるとおり、目標達成はほぼ達成しつつある状況の中で円高という為替の影響をモロに受けたといってよい。これは先に生産計画の大ブレーキを踏んだトヨタと全く同じ構造である。

輸出企業で外貨を稼ぐ典型的な日本企業という点で両者の決算の状況は似ているが、私が思うにトヨタはエコという環境による変化の期待がまだ今後控えているのに対して、オーディオ&ビジュアルが専業のソニーのエレクトロニクス部門は結構きついと思う。

考えてみよう、

テレビ、レコーダー、オーディオ機器に今後10年に何か革新的な変化、しかもコンシューマーに広く浸透する可能性のあるイノベーションはあるだろうか?

「夢の3Dテレビ」がテレビ局に突きつける悪夢のシナリオ



日経ネットの記事で唐突にこんな記事があって読んでみるとそれなりにおもしろかったが、フルハイビジョンまで行きついたオーディオ&ビジュアルの世界だが、それを低価格化させる新興企業との競争は激しくなる一方だ。そして家電メーカーは30年以上前に映画館でメガネをかけて見た3Dをこの時分にどう実現化させるかという夢くらいしか描けないでいる。

コモディティ化という言葉があるが、20世紀に日本人が企画し、日本で作って輸出するという垂直統合モデルは今、企画はアメリカで製造は台湾や格安の人件費の国でやるというアップルなどの分業モデルと激しく競争を繰り返している。

昨今の国内の派遣さんの雇用をどうしたら守れるかという労働争議は必要な労使の闘争だったと思うが、非正規雇用の人を通り越してすでに本格的に国内の正規雇用の人までもがクビになってしまうという状況が急激にやってきた。しかも具体的な形で。

実際この状態が直前まで分からなかったのかと聞かれればそれはNoである。昨年末の円高からしてもうそれは予想できた。だからこそ心配なのはFY09、つまり来年度の経済状況のほう。今現在は2008年の予算で世の中動いているのでまだいいが、これからは予算の急激な縮小が待っている。思えば、昨年夏ごろサブプライム危機が報じられ、そしてリーマンブラザーズの破綻。あの頃は対岸の火事のようだったが、それからしばらくの時差があってとうとう日本にも輸出企業の急激な減産となって影響が直接やってくるようになった。さらに国内企業や実態経済に本当の影響が出てくるのはこれからだ。

本当の地獄は4月からである。














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