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Visit dead people  -Kurt Cobain-

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正月の雰囲気が抜けない中、正月気分の帰省客の列と反対方向に
旅立った。

目的地はラスベガスで、Consumer Electoronics Showという
展示会に参加することだが、ラスベガスまでの直行便が取れなかったこともあって
シアトルに一泊してから、LVに向かうことにした。

このシアトルにはマイクロソフト含めてIT企業がたくさんがあって、友人も多い。
友人の家に一泊ステイさせてもらうこともでき、
久しぶりのシアトルで気分はちょっとウキウキしかけていたワタシは、
寒々とした空港について、迎えにきてくれたJennyに思い切って頼んでみた。

「ねえ、せっかくシアトルまで来たから、Kurtの墓に連れて行ってくれないかな。」

「Kurt、Ah that punk rocker who broke down.
Did you die years how many ago?」

Jennyは多くを語らず、日本からわざわざ立ち寄った旅行者のために、
いやな顔ひとつせずにワタシの申し出を快諾してくれた。

が、NIRVANAとは縁がなさそうな彼女は、かなり面倒そうな話だったに違いない。

ワタシは、ドアーズのジム・モリスンのように有名な墓があるのかと思っていたが、
彼がショットガン自分の頭を打ち抜いた住所(171 Lake Washington Blvd. E.)が、
ファンの聖地となっているらしい。

ワタシは近所の駐車場からトコトコ歩いていき、その家の生垣の祭壇っぽいところに
日本から持ってきたしょう焼酎を置いた。黄色の200円ぐらいのハイリキというやつ。

1994年だったと思うが、テレビのニュースで自殺を見たときに
ワタシが友人らと自宅で飲んでいたその缶チューハイだ。

墓を訪ねたあと、ホテルにチェックインすると猛烈な寒気が襲ってきて、
せっかくのJennyや友人との夕食をキャンセルし、自分の部屋でぐったりした。

iPodに入っている、Kurtのデモテープっぽいアルバムを何回も聞いて、
長野でそれをゆっくり聞いていたこともゆっくり思い出しながら、生気を吸い取られながら、
じーっとホテルの外をみていただけのワタシのシアトル滞在。

明日はLVに向かわなくてはいけない。
嵐が来る前に。











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