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2009:02:12:16:12:06

トルクプレートボーリング・part4 組み上げ、完成?

» さて、組み上げの模様は過去記事でも毎回やっているいるので、どんどん行きます。今回使うロッカーガスケットはシリコンビートも何も付いていない、ジェームスの普通の紙タイプ。 かなり昔のデットストックで、今のと比べ幾分厚めのもの。 そこで只使うのは面白くないので、今回はデイトナから発売されているparmatexのガスケット フィットなる物を使いました。ラベルには色々利点が書いてあるけど、これは要するに銅粉の粘着 性を持った乾燥式のスプレー。国産旧車バイクを弄っている知人のお勧めの品。粘着性がある のでガスケットの位置決めをしやすく,銅粉のおかげで熱伝達性に優れ、ヒートサイクルによる成 型ガスケットの歪みを防ぐらしい。 それと何よりありがたいのは、粘着性がありながら終いには乾燥するが、再度バラシた時に固着 しない点だという。気になれば頻繁にバラすような人にはお勧めだという。張り付かないのは非常 にありがたいので試しに今回ロッカーガスケットとシリンダーベースガスケットに使ってみた。 (近日バラす可能性があるときは、ガスケットにオイルを擦り込んでやるのは昔からの技法。  と言う事は、オイルではなくてアンチシーズを塗布したのと同じ効果ということか・・)
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2009-02-12

2009:02:06:20:42:15

トルクプレートボーリング・part3

» 助っ人を呼んで見たが、二人いても手で保持しているのは動いてしまい無理。 そこで余計なボルト穴に太いボルトを差し、そこにデカイめがねレンチでテコの応用で反対側に トルクを掛け保持して、60Nmで締め付け、仕上に70Nmで締め上げた。 私はトルクアダブターを使い70Nmで締め付けているが、この値でもマニュアルでは最低ライン。 マニュアルにはシリンダーヘッドボルトは75Nm~102Nmの範囲で締め付ける事になっている が、はたしてそんなに締め付ける必要があるのだろうか。そんなに強く締めれば強いほどシリン ダーは変形するだろうし、要は吹き抜けず、オイルも滲まずなら良いのではないだろうか? 私は50~60Nmでも充分だと思っている。 こんな事があった。二年くらい前にあるショップでエンジンOHされているフルカスタムの車両を メンテしたときに、シリンダーヘッドボルトからオイルが滴りていることに気がつき、触ると簡単に 手で回ってしまった。すべてがゆるかったのだ。これには驚いた。 もちろんこの緩さを良しとする わけではないが、〇40キロくらいはいつも出しているし、全然問題なく走っていた車両ででした。 この後も色々バラスして締めなおすのも面倒なので、オーナーの了解を取り、そのまま普通の短 いレンチで思いっきり締めておしまいにしたが、今でもオイル漏れなくガンガン調子よく走ってい る。      さて最終値での計測である。    ●トルクプレート70Nm (最終値)ピストンクリアランス。     F 上 0,11ミリ  中 0,12ミリ  下 0,12ミリ     R 上 0,11ミリ  中 0,12ミリ  下 0,11ミリ          横のクリアランスは     F 上 0,11ミリ  中 0,13ミリ  下 0,11ミリ      R 上 0,10ミリ  中 0,12ミリ  下 0,12ミリ   50Nmの時と変わらないのはRの中0,12のみ。逆に大きくなったのはFの0,13   それ以外は50Nmより0,01ミリ更にクリアランスが縮んだ。    ●結論です。    開放状態から(トルクプレートなし)と有りとの違いを並べると     F 上  0,02ミリ  中 0,00ミリ  下 0,02ミリ     R 上  0,01ミリ  中 0,005ミリ  下 0,015ミリ     上記それぞれピストンクリアランスが狭くなるという結果がでた。    面白いのは横方向が縦にたいして、最大0,01ミリしか縮まないこと。   この辺は色々な事が考えられるが、キリが無いのでココでは省略します。  今回は色々な方向を測らず、わかりやくピストンとの接触面を中心に検証して来たが、この結果  を見て、皆さんどう感じるだろうか?0に対して2/100のクリアランスといえば圧入の範囲に入る  し、一般的ナショベルのピストンクリアランスは5/100であり、トルクプレートを使わず5/100で  ボーリングして組み付ければ、少なくてもこの実験結果では3/100のクリアランスになってしま  うのだ。仮に最終値のトルクが70Nmではなく、90とか最大の102Nmで締めればどうなるの  か?まだ更にクリアランスが少なくなる可能性は大きい。   この検証結果からトルクプレートを使わないボーリングならば、ピストンに何らかの処理をしたとして最低6/100は必要で、安全を言うなら 7/100は必要だと結論したい。  ピストンさんの検証ではベースにメタルガスケット(ビート付き)では物凄い変化が現れている  今回の検証を見ればとてもベースにビート付きのガスケットは使う気にはなれないはずだ。  又、今回は1340の純正シリンダーでの検証となったが、1200の下駄の低いシリンダーでは  違う変化が見られるかもしれない。 これは機会があれば再度、検証してみたい。  トルクプレート編は終わりですが、もう1~2回ボーリングとヘッドのモデファイをやります。  つづく・・・。  
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2009-02-06

2009:02:03:21:00:13

トルクプレートボーリング・part1

» というわけでmy、FLHはフロントシリンダーにオイル上がりの症状が見られる。 これを解決するにはボーリングして新しいピストンを入れるしかないわけで、とうとうその時期が 来たというわけ。 繰り返すが、このままの状況でもまだしばらくは乗れるのである。 クリアランスが広いからヒートとは無縁だしね。 でも最近は温まるまでは細かいピストンのラップ 音が目立つのである・・・。温まってからも高回転で僅かに音がする。                                      やはり "その時が来たのだ" ピストンさんのブログでもトルクプレートボーリングは取り上げられている。これはほんとに目から鱗だったね・・・こんなに変形するとは。 ほとんどのユーザー&ショップは鉄シリンダーにはトルクプレートをかけてボーリングは行なって いないし、(指定しない限りね)内燃機屋さんも持ち合わせているところはないとおもう。 でも締めれば変形するという現実をわかっていて、それはどうすればトルクプレートナシでも それを補えるかが、わかっていればよいが・・。  これを見ていけば最後には皆さんも結論が 自然にわかると思います。 さて、 bito号の整備が終わってから今後の為にコツコツと道具をそろえていた。しかもワンセット。 内燃機屋で組み替えてもらえば片方でも良いのでは・・とピストンさんは言っていたが、好きに 締めたいから大枚はたいて揃えちゃいました。 しかし道具の無い素人が一人だと、この締め上げる労力は相当なものですよ、ホント。 正直あまりやりたくない。やってみてわかりました。 ピストンさんのブログではⅤツインからリリースされている社外新品シリンダーで検証を行なった が、今回は純正シリンダー。 社外と純正では変化に違いはでるのか非常に興味がある。 で、早速バラシます。
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2009-02-03

2009:02:01:17:43:32

プロローグ

» まっ聞いて下さい。 最近、凄くFLHが重くてしょうがないのである。これは騒音の問題から家の前でエンジンを掛ける ワケにはいかず、約20メートルくらい大通りに押して歩かなければならないからに他ならない。 そういう乗る以前の苦痛な儀式があるから、ショベルに乗るときはその押すのが嫌だという誘惑 に勝たなければ(構える)ならない。これに勝つということは、ましてこの季節、冬の寒さに打ち勝 ち、車を出し入れする面倒も乗り越えるには、かなりの乗りたい気持がなければ無理だ。^^; 更に悪い事に、気持が負けてばかりいればFLHの重さはいつでも新鮮に体にのしかかり、乗ら ない気持は倍増していく。 だからガレージ中、手前にある軽いバイクばかり乗るハメになる。 それならば!と本気で先日までこのクソ重たいノーマルFLHをいっそチョップしてしまおうか!?と思ったりもしていた。 それに・・・・ 私のFLHは完璧ではない。フロントがオイル上がりを起こしているのだ。これは一昨年ヘッドを リビルトした直後から、ピストンリングを取り替えたにもかかわらず、オイルが上がるようになって しまったのだ。初めはガイドシールの不良か?と思って1度取り替えなおしたが解決ぜず。 シールは純正タイプ。 前回測ったピストンクリアランスは0,1に届きそうなので一応許容なんだ が、ダメなようだ。元のピストンリングより取り替えたのリングは張力が小さかったし。 リアは,009ちょっとだったかな・・・・。リアは一応まだ大丈夫。(後に新たに計測します) で、Fオイル上がりの症状別に温まっても煙を吐くわけではないし、オイルも目に見えて減るわけではない。だけど・・
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2009-02-01

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