CRANE/ローラーロッカーシステムvol.2
オイルの流れを理解した所で、次はこのシステムにすると、どういった利点があるか・・。

それには純正のシステムの動きを理解する事からはじめる。
赤い矢印は力の方向。
それにより×印の磨耗が起きる。ガイドが片べりするのはそのせいなのだ。
ガイドはこの2点の部分が磨耗するのである。
(ガイドの右下の×は実際はバルブフェイスに近いところ)

ローラーロッカーにするとたったこれだけの事で、その力の方向が黄色い矢印の方向に変わる。
ローラーが構造上発生する、こじる応力を効率良く逃がすのだ。
この威力は絶大で、バルブは無理なくスムーズに押し下げる事が出来て、ガイドの偏磨耗も
起きにくい。
その結果、鉄ガイドを使ってもかじりは起き難く、ブロンズ系のガイドを採用しても長寿命になる。
まさに良いことずくめ。
元々バルブ周りのフリクションロスを減らすレースパーツなのだが、予算が許すなら、リプレイス
パーツとしても是非私はお勧めしたい。^^
現在のローラーロッカーはニードルベアリング支持ではなく、砲金ブッシュになっている。
ニードルベアリングは一点集中の打撃のような衝撃を受けると耐久性がわるく、良く破損が
起きた為だ。
XR1000などは初めからニードルベリング支持だが、やはりウイークポイントだったそうだ。
画像は入れ替え用の新型の砲金ブッシュ。これまた¥高く、1万越え!^^;
でも1から作って貰うよりは安い。
どう?ローラーロッカー入れたくなったかな?^^
終わり。
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hdn.gr.jp/cgi-bin/mt426/mt-tb.cgi/4837
「CRANE/ローラーロッカーシステムvol.2」に関連する記事
CRANE/ローラーロッカーシステムvol.1
» いやいや、船場の幻の車両と37ナックルのあとで少し気が引けますねぇ・・^^ まぁ、ショベル馬鹿の話を聞いてやって下さい。 さて、「語ろうショベルFLH」の中でショベルのローラーロッカーシステムの話が出てきたので、 良い機会なので、少し検証していこうと思う。 はたしてローラーロッカーとはいかなるパーツなのか!?ローラーロッカーのメーカーは代表的な物でJIMS,CRANE,S&Sなどがあるが、 これはCRANE製のアームシャフト付きのSET。 それはあるショップの在庫で定価11万円で販売されていたものである。 いまや安売り専門輸入業者が多数いて、半分くらいの値段で買えるだろうけど 当時は本当に贅沢なパーツ(今でもか・・)だった。Categories : big_boy
2008-02-11
79'FXSローライダー vol.2
» 実は79のローライダーは2台目。色も全く同じの国内物。 今のようにまじまじと観察?するような事はなかったので、余り覚えていないのです。 でもこの車体の方がかなり外装を中心に程度が良い感じ。Categories : big_boy
2010-06-25
FLHのフロントフォークオイル交換
» さて、エンジンもOHを終え、今までで一番調子の良いMY,FLH。 リアショックも新品を奢ったのでフロントフォークのオイル交換を試みた。この車両が私の所に 来て初めて交換する。Fフォークもダンパーがへたりギミなのはわかっていたけど、面倒くさい んだよね・・。特にヤッコカウルが付いていると、フォグランプと共締めになっているからね。 一人でやるには、かなり面倒だから知らぬふりしてた。^^;ココまで外す。 外すのは、カウルをダメージ与えないように、フォグランプステーを落としてフェン ダーとかに傷つけないように細心の注意を。出来ればフォグランプの配線は抜いておくように。 しかしカウルが無いと、違うバイクみたいで新鮮。Categories : big_boy
2009-02-19
トルクプレートボーリング・part5 終了です。
» そそくさとバラシ、近所のボーリング屋に持っていった。以下やりとり。 ★内燃機屋のオヤジ ●私 「●こんちわ!シートカットお願いします。突き出しは41ミリで。」 「★ガイドは大丈夫?」 「●大丈夫です。」 「★今いくつあるの?」 「●40、ちょっと。ばらつきもあるし、少し短いん ですよ、カットも悪いし。」 「★(おもむろにノギスで計測)40.5ミリ・・。えぇ!掘るのね?? わかった!出来たら電話する」 「●お願いします」 と言う感じ。ッテリーは新品を奢りました。♪ 花園のバッテリー上がり~騙し、騙し使ってたけど、夏前に液をみてから点検してなかったけど 液が半分以下しかなかったww おかげで比重がダメな室があり、継続使用は△ この際取替え ましたとさ。2年弱しか持たなかった。Categories : big_boy
2009-02-16
トルクプレートボーリング・part4 組み上げ、完成?
» さて、組み上げの模様は過去記事でも毎回やっているいるので、どんどん行きます。今回使うロッカーガスケットはシリコンビートも何も付いていない、ジェームスの普通の紙タイプ。 かなり昔のデットストックで、今のと比べ幾分厚めのもの。 そこで只使うのは面白くないので、今回はデイトナから発売されているparmatexのガスケット フィットなる物を使いました。ラベルには色々利点が書いてあるけど、これは要するに銅粉の粘着 性を持った乾燥式のスプレー。国産旧車バイクを弄っている知人のお勧めの品。粘着性がある のでガスケットの位置決めをしやすく,銅粉のおかげで熱伝達性に優れ、ヒートサイクルによる成 型ガスケットの歪みを防ぐらしい。 それと何よりありがたいのは、粘着性がありながら終いには乾燥するが、再度バラシた時に固着 しない点だという。気になれば頻繁にバラすような人にはお勧めだという。張り付かないのは非常 にありがたいので試しに今回ロッカーガスケットとシリンダーベースガスケットに使ってみた。 (近日バラす可能性があるときは、ガスケットにオイルを擦り込んでやるのは昔からの技法。 と言う事は、オイルではなくてアンチシーズを塗布したのと同じ効果ということか・・)Categories : big_boy
2009-02-12
コメントする