75FX bito号の整備 vol.22
実際の作業よりアップが大分遅れている・・・汗。 頑張らねば!
それでは新品リングをオイルストーンで仕上て行きましょう。
新しいリングのギャップクリアランスは F・1ST 0.4ミリで、2STも0.4
Rも1ST、2ST共に0.5ミリであったのでGAP調整はナシ。
トップリング、セカンドリングの合口をこのように丁寧に面取りする。(丸める)
これはあまりやりすぎたりすると返って尖らせてしまい、逆効果になる事もあるので注意しよう。
形を良く考えてやれば良い。
合口だけでなく、リング全体の稼動面の面取り(バリ取り)もする。
これは忘れがちだが、合口と同様に重要である。
これらを怠った為に、シリンダーに余計な傷を与えている車両は数知らず・・・。
オイルリングは細いからやり難い。老眼だったらキツイかも・・笑
ちなみに私はまだ何とか大丈夫。
勿論、オイルエクスパンダーリングも同様。
FとRのリングを全部仕上げるには軽く1時間以上は掛かる。
かなり根気が必要です。^^;
重要なバルブスプリングのテンションをテストします。
セット長(バルブを組み付けた状態)の値まで縮めて計測します。
ほぼ105psiで ベリーグッド。劣化は無し。
アーリータイプのスプリングはレイトタイプのスプリングより強い。

↑ちなみにレイトタイプは85psi程度 (big_boy号OH時の画像)
レイトタイプはセット時は弱く、(アーリーより)バルブが開くに従い(オープン)
テンションが高くなるように改良されている。
実際、開いた時(オープン時)のバルブスプリングのテンションはアーリーより
レイトの方が強くなっている。
つまり押し始めは柔らかく、開くに従い強くなる。たとえが悪いかも知れないが、
プログレッシブサスペンションを想像して欲しい。
現在新品で出荷されるショベルのバルブスプリングはレイトタイプのみ。
社外スプリングはどれもハイパフォーマンスタイプで、純正スプリングを代用できる
アフターメーカー製は皆無に等しい。 安物台湾製は精度も、座りも、焼も悪く、避けた方が賢明だ。
私は5psiも違えば新品と交換するが、bito号は4本ともほぼ同じ値を示した。
凄く良い状態。^^
調子の良いエンジンと言うのは不思議とこの値が揃っているものである。
これはスプリングが生きていても、セット長との相互関係が重要。
次回はボーリング屋さんから上がって来たヘッドの加工。
つづく。
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